テスラの株価は7月23日、同社が発表した第2四半期決算において、利益とフリーキャッシュフローが市場予想を下回ったことを受け、大幅に下落した。
同社の株価は前日の始値約374ドルから約14.5%下落し、約320ドルで取引を終えた。この下落により、時価総額で1400億ドル以上が失われた。
テスラの第2四半期売上高は前年同期比26%増の282億ドルと過去最高を記録し、車両納車台数は48万126台となった。営業利益は57%減の3億9800万ドルとなり、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は0.33ドルで、アナリスト予想の0.53ドルを下回った。設備投資額が142%増の58億ドルに拡大した影響で、フリーキャッシュフローは11億ドルのマイナスとなった。
決算説明会でイーロン・マスクCEOは、承認済みの市場において「フルセルフドライビング(FSD)」の採用率が堅調であることを強調し、北米での納車車両の約55%に同機能が搭載されていると説明した。また、人型ロボット「オプティマス」の生産スケジュールや、セミトラック向けの自動運転機能が今年末から来年初頭にかけて提供される見通しであることについても言及した。
投資家は、今回の利益の未達と将来のプロジェクトに対する巨額の投資に注目し、株価を数週間ぶりの安値圏まで押し下げた。