アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われたレンジャーズとの本拠地開幕戦で、シンシナティ・レッズのタイラー・スティーブンソンが9回表に2点本塁打を放ち、チームを4-2の勝利に導いた。金曜午後のこの勝利により、レッズは開幕からの成績を4勝3敗とした。勝負を決める好機は、スペンサー・スティーアの先頭打者二塁打から始まった。
レッズはレンジャーズの先発マッケンジー・ゴアに対し、試合の大半でリードを許すか同点の展開だった。スティーアが2回に2点本塁打を放ち、シンシナティが2-0と先制。6回にはエリー・デラクルーズのソロ本塁打で2-2の同点に追いついた。試合終盤の9回、救援登板したクリス・マーティンから劇的な一打が生まれる。この回先頭のスティーアが左中間への二塁打を放ち、好機を演出。ここまで今季13打数1安打、この日も第2打席まで無安打だったスティーブンソンが、フルカウントから右中間へ今季第1号となる本塁打を叩き込んだ。スティーブンソンは7回にも先頭で単打を放ち、この日は4打数2安打。スティーアも開幕から17打数1安打と苦しんでいたが、この日は4打数2安打を記録した。「ただ仕事をして、スペンス(スティーア)を還そうと努めていた」とスティーブンソンは語った。「相手がプレートの外側に甘い球を投げてくれたので、それを捉えることができた。あのスイングができて嬉しいよ」。スティーアもこの打席を称賛した。「素晴らしい打席だった。厳しい球をファウルで粘って…最後は信じられないスイングで締めてくれた」。テリー・フランコーナ監督は、新人サル・スチュワートが6試合で打率.474を記録する一方、それ以外の打者の合計打率が.155にとどまるなど、打線の立ち上がりの苦しさを指摘した。先発陣によるクオリティスタートはまだ1回のみだが、昨季リーグ21位だった本塁打数は、すでにチーム全体で9本に達している。今季の自身のスロースタートについてスティーアは「まだ序盤でパニックになる必要はない。辛抱強く、プロセスを信じ続けるだけだ」と振り返った。スティーアは昨年序盤の54打数6安打、スティーブンソンは負傷明けの52打数9安打という苦い経験を共有しており、150試合を超える長いシーズンにおいて粘り強さが不可欠であることを強調した。