ピート・ヘグセス米国防長官は月曜日、エストニアのハノ・ペヴクル国防相に対し、高機動ロケット砲システム(HIMARS)用弾薬の引き渡しを、対イラン戦争における需要を理由に延期すると伝えた。この兵器契約は2022年に締結されたもので、ランチャー本体はすでに昨年引き渡し済みである。エストニア側は、この遅延が抑止力に与える影響について懸念を表明した。
星条旗新聞の報道によると、ヘグセス長官はペヴクル国防相との電話会談でこの方針を伝えた。今回の延期対象は、陸軍のHIMARSで使用される6ユニット分の弾薬(ロケット弾およびミサイル)で、それぞれ最大約185マイル(約300キロメートル)の射程を持つ。在タリン米国大使館は、昨年行われた初期納入について、エストニアの軍事史上最も重要な近代化の一つであると評価していた。NATOの最前線国家であるエストニアは、GDPの5.4%を国防費に充てている。