韓国からのTHAAD配備転換に関する懸念について、在韓米軍のザビエル・ブランソン司令官は火曜日、高高度防衛ミサイル(THAAD)システム全体は朝鮮半島に留まっているが、一部の弾薬は中東への輸送待ちの状態にあると明言した。この発言は、上院軍事委員会での公聴会において、現在議論されている憶測に応える形で行われた。
在韓米軍のザビエル・ブランソン司令官は火曜日、上院軍事委員会に対し、「我々はTHAADシステムを一切移動させておらず、THAADは依然として(朝鮮)半島に留まっている」と断言した。
「現在、弾薬を前方に送る準備を進めており、それらは現在移動待ちの状態にある」と同司令官は付け加えた。これはミサイル迎撃弾を指しているとみられる。この発言は、中東での緊張の高まりを受けてTHAADの部品が同地域へ移送される可能性があるというワシントン・ポスト紙などの報道を受けたものだ。この動きは、韓国指導部の懸念や、オサン空軍基地へのパトリオット・ミサイルなどの米軍資産の移動に関連して以前から取り上げられていた。
ブランソン司令官は、韓国への戦時作戦統制権(OPCON)の移管について、「政治的な便宜が状況を上回ることはない」と強調した。これは2014年の合意に基づく条件付き計画の一部であり、韓国のリーダーシップ、攻撃能力、防空能力、および地域安全保障能力に焦点を当てている。李在明(イ・ジェミョン)大統領の掲げる2030年の移管目標に対し、協議では2028年が視野に入れられている可能性がある。
同司令官は、進化する脅威に対処するために軍の近代化を進める上で、「数よりも能力」を重視する姿勢を示した。これには、インド太平洋軍のサミュエル・パパロ司令官が北朝鮮とロシアの関係を「懸念すべき」と表現したことも含まれている。