3月23日、ハードロック・スタジアムで行われたマイアミ・オープン女子シングルス4回戦で、アレックス・エラは世界ランキング14位のカロリナ・ムチョバに0-6、2-6で敗れ、大会から姿を消した。エラにとって、2020年のプロ転向後、チェコ勢に対する通算13敗目となる。この結果、2025年大会での準決勝進出という目標は果たせなかった。
ハードロック・スタジアムのグランドスタンドで行われたこの試合、ムチョバはわずか1時間でエラを退けた。第1セットでは、20歳のフィリピン人選手であるエラにわずか6ポイントしか与えず、22分で圧倒。第2セットでも最初の4ゲームを連取し、ダブルベーグル(0-6、0-6)での勝利も目前と思われたが、エラが次の3ゲームのうち2つを奪い意地を見せた。しかし、第8ゲームをムチョバがキープし、通算20本目のウィナーを決めて勝利。自身初となるマイアミ・オープン準々決勝進出を決めた。ムチョバは試合後、「とても良い気分です。試合中、スコアがこちらに大きく傾いていると、簡単とは言いたくありませんが、慎重にならなければいけないという緊張感が生まれます。少し緊張はしましたが、準々決勝に進めて本当に嬉しいです。素晴らしい気分です」と語った。エラはこの試合、わずか7本のウィナーに対し、32本のミス(アンフォーストエラー13本、フォーストエラー19本)を犯した。今シーズン、カタール・オープン64強でのテレザ・バレンテュバ戦、インディアンウェルズ16強でのリンダ・ノスコバ戦に続き、チェコ勢には今年3敗目となった。2020年のプロ転向以来、マルケタ・ボンドロウソバ、バルボラ・クレイチコバ、リンダ・フルヴィルトバ、マリエ・ブズコバ、カテリナ・シニアコバ、テレザ・マルティンコバ、ガブリエラ・クヌトソン、アナスタシア・ザリツカらを含め、チェコ勢相手に0勝13敗という記録が続いている。自己最高ランキングの29位を記録していたエラだが、ライブランキングでは45位まで後退した。今大会は第31シードとして1回戦免除で臨み、2回戦でローラ・シグムンド(ドイツ)、3回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)を破るなど、着実な歩みを見せていた。ドバイ、インディアンウェルズに続き、3大会連続のWTA1000シリーズ4回戦進出を果たした。