アレクサンダー・ブロックスが、ミレニアム・エストリル・オープンでルチアーノ・ダルデリをフルセットの末に破り、自身初のATP 250決勝進出を果たした。第1セットを落とし、試合中にはコート上で感情をあらわにする場面もあったベルギーの若手選手が、度重なる劣勢を跳ね返しての勝利だった。
7月26日に行われた準決勝で、ブロックスはダルデリを2時間45分の激闘の末、5-7, 7-6(1), 7-6(5)で下した。第1セットを失った21歳のブロックスは、第2セットでも1-3とリードを許した場面で、クレーコートにラケットを叩きつけてコードバイオレーションを受けた。
第3セットに入る前、ブロックスは壊れたラケットとリストバンド、タオルをスタンドの若いファンに手渡した。その後、第2セットの2-5、第3セットの4-2という劣勢から粘りを見せてタイブレークに持ち込み、最終セットのタイブレークでも0-4のビハインドを覆して勝利を収めた。
試合後、ブロックスは「今のこの試合を言葉で表現するのは難しいです。今日は4回くらい負けていてもおかしくない試合でしたが、明日またプレーできることにただ感謝しています」と語った。
この結果、ブロックスは過去10年間でエストリル・オープン決勝に進出した最年少の選手となった。決勝ではルカ・バンアッシュと対戦する予定である。