Anthropicは、同社のツール「Claude Code」のソースコード51万2,000行以上が流出したことを認めた。この流出により、将来の開発を示唆する無効化された機能の存在が明らかになり、その中には「Kairos」と呼ばれる常駐型のバックグラウンドエージェントが含まれている。コードを調査した専門家たちは、ステルスモードや「Buddy」という仮想アシスタントに関する記述も発見した。
Anthropicは4月1日、同社のClaude Codeのソースコードが流出し、2,000以上のファイルにわたる51万2,000行以上のコードが外部に漏れたことを認めた。同社は、コーディングタスク向けに独自のClaudeモデルを組み込んだフレームワークを開発している。TechRadarが最初に報じた通り、今回の侵害により、将来のリリースに向けて計画されていた非アクティブな機能の詳細が明らかになった。Ars Technicaは、専門家たちがコードを分析し、これらの情報を明らかにした過程を4月1日に詳しく伝えている。注目される計画機能として、ターミナルを閉じてもバックグラウンドで動作し続ける常駐型デーモン「Kairos」がある。これは定期的な「ティック(tick)」プロンプトと「PROACTIVE」フラグを使用し、「ユーザーが要求していないが、今すぐ確認すべきこと」を提示する仕組みだ。システムはファイルベースのメモリに依存しており、ユーザーの好みや協力スタイル、セッション間の作業状況を記録する。また、「AutoDream」システムはアイドル期間中にメモリを統合し、トランスクリプトをスキャンして新しい情報を取得し、重複や古いエントリーを削除して、将来のセッションを迅速化するための持続的なメモリを合成する。その他、「Undercoverモード」は、AIが「Claude Code」やAIによる生成といった帰属情報を示さずに、オープンソースリポジトリへ投稿できるようにすることを目的としている。「Buddy」は、18種類のASCIIアートでランダム表示されるクリッピー風のキャラクターで、4月1日から7日の間にティーザー公開され、5月に本格展開される予定だった。その他にも、Opusレベルのプランニングを行う「UltraPlan」、直接対話のための「Voice Mode」、リモートセッション用の「Bridgeモード」、複数作業者のタスクを管理する「Coordinator」といった機能が言及されている。今回の流出がこれらのスケジュールに与える影響は現時点で不明である。