Anthropicは、開発者の複雑なコーディング作業を支援するために設計された新しいAIモデル「Claude Opus 4.7」を公開した。同社は、指示に従う能力とメモリ機能が向上したことを強調している。今回のリリースは、より高度な「Claude Mythos Preview」の発表に続くものである。
Anthropicは木曜日、Claude Opus 4.7の一般提供開始を発表した。このモデルは、指示をより正確に遵守することで、開発者やプログラマーが難易度の高い課題に取り組むことを支援することを目的としている。同社のブログ投稿によると、以前のバージョンとは異なり、プロンプトを飛ばしたり大まかに適用したりするのではなく、文字通りに解釈するという。また、ファイルベースのメモリ機能が強化され、過去のセッションやドキュメントからの情報想起能力が向上したほか、より大きな画像ファイルへの対応やチャートデータの分析能力も改善された。さらにAnthropicは、Opus 4.7はインターフェースやドキュメント、スライド資料の生成においてより洗練されたクリエイティブな出力が可能であると説明しているが、その洗練さの基準についての詳細は明らかにされていない。今回のリリースは、Anthropicが今月初めに「Claude Mythos Preview」を発表した直後のことである。次世代モデルであるMythosはセキュリティ脆弱性の特定に優れており、同社はCisco、CrowdStrike、Amazon Web Servicesなどの企業と協力し、防御強化のために同モデルを共有している。この取り組みは、悪意のある攻撃者によるAIを活用したサイバー攻撃に対し、技術インフラの耐性を高めることを目的としている。Opus 4.7には、Anthropicが現在テスト中の新しいサイバーセキュリティ保護機能の初期バージョンが組み込まれている。これらの対策は、禁止されている行為やリスクの高いサイバーセキュリティ活動に関連するリクエストを自動的に検出し、ブロックするものである。Mythosクラスのモデル向けに計画されている保護機能の簡易版であるとされており、防御側と攻撃側の双方におけるサイバーオペレーションにおいてAIの役割が増大していることに対応するものだ。