中東での紛争が続いているものの、フィリピン入国管理局(BI)は、今後数週間も国際旅客数が高い水準を維持すると見込んでいる。ジョエル・アンソニー・ビアド局長によると、聖週間中の旅行活動は依然として活発であった。また、ドバイ、レバノン、クウェートからのフィリピン人海外労働者の帰国支援も継続されている。
フィリピン、マニラ — 入国管理局(BI)は、中東情勢の悪化にもかかわらず、今後数週間は国際線の旅客数が高い水準を維持するとの見通しを明らかにした。
BIのジョエル・アンソニー・ビアド局長によると、3月29日から4月5日までの聖週間における旅行活動は、緊張による混乱があったものの、依然として堅調であった。全国際空港での入国管理業務の処理件数は、入国者が391,243人、出国者が391,101人で、合計782,344人に達した。これは、昨年の入国者371,731人、出国者361,361人を上回る数値である。
2026年第1四半期の記録では、入国者が4,218,683人、出国者が4,521,001人となり、2025年同期の入国者3,871,492人、出国者4,196,492人から増加した。なお、この期間中、中東諸国との往来は約80%減少した。
BIのダナ・サンドバル報道官は、今後の高い旅客数維持への期待について、中東情勢が沈静化し、国際的な往来が正常化することへの希望に基づいていると述べた。同局は、ニノイ・アキノ国際空港をはじめとする主要空港で、引き続き多くの利用客が見込まれるとしている。
一方、政府による帰国支援活動も継続されており、4月14日と15日にはドバイ、レバノン、クウェートからフィリピン人海外労働者とその家族計488人が帰国した。これには、14日夜にニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナルに到着したドバイからの125人、15日にドバイおよびレバノンから到着した35人、同日早朝にクウェートから到着した328人が含まれる。また、クウェートで亡くなったフィリピン人労働者20人の遺骨も帰国し、遺族への支援が行われた。