3月29日(月)、米イラン間の緊張を背景とした先週からの上昇基調が続き、原油価格は3%急騰し、ブレント原油は1バレルあたり120ドルに迫った。米国のイラン地上侵攻への懸念や、イランの支援を受けるフーシ派によるイスラエルへの攻撃など、紛争の激化が主要航路の混乱を招き、価格を押し上げている。
米国のトランプ大統領とイランが互いにエネルギー施設を標的とする可能性を示唆したことを受け、前週から原油価格は上昇していたが、中東情勢はさらに緊迫度を増している。エコノミック・タイムズ紙によると、月曜日にはブレント原油が3%上昇し、1バレルあたり120ドルに接近した。主な要因として、米国の対イラン地上侵攻の可能性や、イエメンのフーシ派によるイスラエルへの攻撃に対する懸念が挙げられる。アナリストは、紛争が長期化すれば価格が200ドルに達する可能性を警告しており、短期的には80ドルが下値の目安となっている。サウジアラビアは、世界的な供給網において重要な紅海およびバブ・エル・マンデブ海峡の混乱を回避するため、原油輸出ルートの変更を行っている。停戦協議は続いているものの、JPモルガンは紛争が拡大した場合、深刻な供給問題が生じるリスクを指摘している。