英国は日曜日、ロシアの「シャドー・フリート(影の船団)」と関係がある疑いで、制裁対象となっていた石油タンカーを英仏海峡で拿捕した。この措置は、ウクライナ侵攻に関連する石油輸送への制裁を回避している船舶を標的としたもの。
英国軍はタンカー「スミルドス(Smyrtos)」に立ち入り、拿捕した。国防省はこれを英国主導による初の事例と説明している。同タンカーは当局による調査が行われる間、イングランド南岸沖で抑留・監視されることになる。
キア・スターマー首相は、今回の作戦はロシアにとって新たな打撃であると述べ、ウクライナでの戦争を助長する者たちが逃げ隠れすることはできないと強調した。
この作戦はフランス当局との緊密な連携のもとで行われた。英国当局者は、こうした措置はロシアのウクライナ侵攻を支える資源を直接的に標的とし、欧州やその他の地域における安全保障を脅かすロシアの能力を削ぐものだと述べている。
ロシアは、ウクライナ侵攻に対して科された制裁を回避するため、数百隻からなる船団を利用しているとみられている。