日本は、イランへの米イスラエル攻撃によるホルムズ海峡実質封鎖以降、初めてロシア産原油を調達する。サハリン2プロジェクト産の原油を積んだタンカーが日本に向かっていると、経済産業省幹部が述べた。資源貧困国である日本は中東依存からの脱却を図っている。
日本経済産業省幹部によると、卸売りの太陽石油が購入したこのロシア産原油は、ロシア極東のサハリン2プロジェクト産だ。同プロジェクトはロシア国営ガスプロムの主導で、三菱商事と三井物産が主要株主として参加している。原油生産は2008年から、液化天然ガス輸出は翌年から始まった。
この調達は、2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻後の米欧制裁の対象外となる。グローバル船舶追跡サイトMarine Trafficによると、タンカーは4月下旬にサハリンを出港し、愛媛県への到着が予定されている。
日本は中東からの原油輸入に大きく依存しており、供給源の多様化を強化している。ホルムズ海峡の封鎖は2月の米イスラエルによるイラン攻撃が引き起こした。