日本モビリティショーでBYDが日本専用EVを披露

中国のEV大手BYDが、日本市場向けの新型ミニEV「ラッコ」を日本モビリティショーで初披露した。ショーは水曜日のプレスプレビューに続き、木曜日から本格始動し、金曜日から11月9日まで一般公開される。国内メーカーの新モデルも並び、EVの未来が注目を集めている。

日本モビリティショーは、2025年10月29日のプレスプレビューで幕を開け、東京ビッグサイト(江東区)で開催されている。約500社・団体が参加し、過去最高を記録。国内・国際的な自動車メーカーが新型モデルやプロトタイプを展示し、パーツメーカーや通信企業が最新の自動運転技術を紹介している。

BYDは世界最大のEVメーカーとして注目を集め、日本市場に「全面的にコミット」していると幹部が強調。新モデルとして、次夏に発売予定のラッコを披露した。これはBYD初の特定市場専用モデルで、日本消費者を獲得するための取り組みだ。

トヨタは2026年発売のランドクルーザーFJ SUVと、センチュリーの2ドアクーペプロトタイプを展示。豊田章男会長は「センチュリーを日本精神を世界に届けるブランドとして育てたい」と語った。センチュリーはトヨタブランドから独立する。

ホンダは0シリーズのEV SUVを2027年に日本とインドで発売予定で、持続可能なロケットも展示。日産は2026年夏の国内発売予定のエルグランド大型ミニバンを出展。

元々東京モーターショーだった同イベントは、2023年から現名称に変更。バッテリーEVがニッチな日本市場で、EVの普及が期待される。

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