アバロン・ファストは、魔術と友情をテーマにした自身のビジョンを長編映画『Camp』としてスクリーンに描き出し、現在はDark Sky Filmsを通じて劇場公開中である。本作は、人里離れたキャンプ場でオカルト的な側面に目覚めていく指導員たちのグループを描いている。
ファストは本作を「森の中で奇妙なことをする少女たちの物語」と表現している。物語は、ゾーラ・グリマー演じるエミリーが、トラウマを抱えた他の4人の指導員たちと合流するところから始まる。
監督は自身の経験と、撮影地であるカナダ・アルバータ州の森が持つ神聖な性質を物語に取り入れた。また、撮影監督のアイリー・スプラングマンと緊密に連携し、ルネサンス美術やオフィーリアのイメージを主要なビジュアルの参考にした。
『Camp』は、2022年の映画『Honeycomb』に続くファストの長編第2作となる。本作は昨年のファンタスティック・フェストでネクスト・ウェーブ賞を受賞した。撮影中、キャストたちは実生活でも強い絆で結ばれており、それがスクリーン上のダイナミズムを形作るのに役立ったとファストは語っている。
ファストは次回作として少年に焦点を当てたプロジェクトを計画しており、その後に再び少女を中心としたカルトホラー作品を手がける予定である。