世界ランキング1位のカルロス・アルカラスは、ハードロック・スタジアムで開催されたマイアミ・オープン2回戦で、ジョアン・フォンセカに6-4、6-4のストレート勝ちを収めた。試合はフォンセカを応援するブラジルの熱狂的な観客と、主審の判定をめぐる論争で盛り上がりを見せたが、アルカラスは緊迫した雰囲気の中でも落ち着きを保った。
金曜日の夜、ハードロック・スタジアムには約1万6000人の観客が集まり、カルロス・アルカラス対ブラジルのジョアン・フォンセカによる2回戦は非常に熱気を帯びた雰囲気となった。黄色いウェアを身にまとった観客が大半を占め、フォンセカのウィナーやアルカラスのミスに対して熱心な声援を送った。観客の一人がアルカラスのサーブ中に妨害を試みる場面もあった。偏った応援にもかかわらず、アルカラスは対戦初顔合わせとなったこの試合を6-4、6-4で制し、アウェーの環境下で初めての勝利を収めた。世界ランク39位のフォンセカは、アルカラスのサービスゲームで3度のブレークポイントを握ったものの、活かすことはできなかった。試合後のインタビューでアルカラスは会場の雰囲気についてこう語った。「観客が僕を敵視していたわけではなく、単に彼を応援していただけだ。その違いは大きいと思う。試合のほとんどの時間、彼らはかなり敬意を払ってくれていたし、必要な時にジョアンをサポートしていただけだ。素晴らしい雰囲気で、マスターズ1000の2回戦として最高だったよ」。また、彼はこう付け加えた。「誰かを黙らせたいと思ったわけではない。自分のプレーをして、やるべきことをやり、自分のベストレベルを見せたかった。ジョアンがコート上で何ができるかを知っていたからね」。第2セットの1-1、アルカラスのサービスゲームでデュースとなった際に波乱が起きた。アルカラスのドロップショットがツーバウンドしたように見え、主審のモハメド・ラヒアニはポイントを認めた。フォンセカがビデオチャレンジを要求した結果、一連の動作の中での合法的なダブルヒットと判定され、ポイントのやり直しとなった。アルカラスは後に「そのルールは知らなかった」と認めた。騒動の後も冷静さを保ったアルカラスはセットと試合を締めくくった。2022年のマイアミ覇者であるアルカラスは、3回戦で第32シードのセバスチャン・コルダと対戦する。