右手首の負傷によりバルセロナ・オープンとマドリード・オープンを棄権したカルロス・アルカラスは、自身の全仏オープン連覇について不透明な状況であることを明かした。世界ランキング2位の同選手は、回復に向けた忍耐と今後の検査の重要性を強調。一方、マドリード・オープンのフェリシアーノ・ロペス・ディレクターは、自身の経験を踏まえ深刻な懸念を示している。
カルロス・アルカラスは、バルセロナ・オープンでのオットー・ビルタネンとの1回戦で右手首を負傷。その結果、バルセロナ・オープンと地元マドリード・オープン(2年連続の欠場)の両大会を棄権することとなった。2026年ローレウス世界スポーツ賞の授賞式で、アルカラスは回復に向けて忍耐強く取り組む姿勢を強調した。彼はTeledeporteに対し、「様子を見るしかない。最終的に次回の検査が非常に重要になる。検査が良い結果になるよう全力を尽くしている」と語った。「今は非常に忍耐強くいるよう努めているが、順調に進んでいる。少しの間、様子を見ている状況だ」。彼はもどかしさを感じつつも前向きな姿勢を保っており、今後の評価によってクレーコートシーズンの動向が決まる見通しだ。
マドリード・オープンのフェリシアーノ・ロペス・ディレクターは、自身も同様の手首の腱の炎症を経験し、2ヶ月間の離脱を余儀なくされたことから、Radioestadio Nocheで警鐘を鳴らした。「私自身もその怪我をしたことがある……彼のケースは手首の腱に少し炎症があるだけで、断裂していないことを願う」とロペスは述べ、マドリード、ローマ、そして全仏オープンで合計4000ポイントがかかる過密なスケジュールについても言及した。「マドリードは欠場、ローマも出場はほぼ不可能だろう」
ヤニック・シナーに敗れたモンテカルロ・マスターズ決勝を経て世界ランキング1位から陥落したばかりのアルカラスは、厳しいスケジュールに直面している。昨年は別の怪我でマドリードを欠場したものの、ローマには間に合わせ、全仏オープンでの優勝につなげた。5月18日に全仏オープンの予選が始まり、5月下旬に本戦が開幕することを考えると、クレーコートでの十分な準備ができるかどうか危ぶまれる状況だ。