カルロス・アルカラスは、バルセロナ・オープン(トロフェオ・コンデ・デ・ゴド)の初戦でオット・ビルタネンを6-4、6-2のストレートで下した。試合時間は1時間25分。ピスタ・ラファエル・ナダルでの試合中、右手首の痛みでメディカル・タイムアウトを要求したものの、復帰後は危なげなく勝利を収めた。モンテカルロ・マスターズ決勝でヤニック・シナーに敗れた直後のアルカラスは、回復時間が不足していたことが原因であるとし、今回再発した症状については大事には至らないという見方を示した。
アルカラスは第1セット、2-2の場面で3度のブレークポイントを凌ぐなど、序盤はサービスゲームで苦戦し、ミスも目立った。5-4の場面でトレーナーを呼び、マッサージ、クリームの塗布、テーピングの処置を受けた。その後、スライスバックハンドを避けるなどプレーを修正してブレークに成功し、第1セットを奪取して地元の観衆を安心させた。第2セットでは互いにブレークを奪い合う展開となったが、最終的にアルカラスがダブルブレークを奪い、合計23個のアンフォーストエラーを記録しながらも快勝した。
試合後、アルカラスはわずかな休息による「少しの疲れ」を認めたものの、「大事に至らないことを祈っている。トレーナーと確認する予定だ」と前向きな姿勢を見せた。今回の違和感については「リカバリーの日数が少なく、不慣れな動きが重なったことが原因かもしれない」と分析し、過去にも同様の症状があったが深刻化はしなかったと説明した。チームは今後さらに詳細な診断を行う予定だ。これは昨年、ホルガー・ルーネとのゴド決勝で右太ももを痛め、マドリード・オープンを欠場せざるを得なくなった状況を彷彿とさせた。「第2セットは自分を落ち着かせて、よりリラックスして状況を見極めようとした」と彼は付け加え、「地元のみんなの前でバルセロナに戻ってきて、再び勝利できたことは素晴らしい」と語った。
次戦では、セバスティアン・バエスを破った世界ランク47位のトマーシュ・マハーチと、同大会初のナイトセッションで対戦する。フィンランドを2023年デビスカップ準決勝に導いた世界ランク130位のビルタネンは、サーブで抵抗を見せたが、スペインのスターを崩すには至らなかった。