右手首の負傷から回復中のカルロス・アルカラスが、左手でフォアハンドを打つ練習動画を公開した。23歳のスペイン人選手であるアルカラスは、負傷した部位に負担をかけずに運動を続けるため「クロスエデュケーション(交差教育)」という手法を取り入れている。現在も競技から離脱しており、6週間後の復帰を予定している。
アルカラスは自身のInstagramに「一味違う5月!」というキャプションとともに動画を投稿した。この練習では、左手のみを使ってフォアハンドのショットを数回繰り出す様子が映し出されている。このアプローチは、「クロスエデュケーション」として知られる神経筋現象を活用することで、右手に過度な負荷をかけずに調整力を維持し、筋肉の萎縮を抑えることを目的としている。この負傷により、グランドスラムで7度の優勝を誇るアルカラスは、クレーコートシーズンおよびグラスコートシーズンを欠場することとなった。2か月前にバルセロナ・オープンを棄権して以来、復帰を急ぐのではなく、完全に回復することに専念している。ラファエル・ナダルはこの決断を支持しており、「正しい判断をしたと思う。適切な治療を行えば100%回復する怪我であり、彼なら間違いなく適切に対処しているはずだ」と述べた。ジム・クーリエも、アルカラスについて「非常に賢明であり、手首に対して慎重な判断を下している」と評価した。