中国国家航天局は、地球近傍小惑星を監視するための宇宙・地上統合システムを構築し、早期警戒と惑星防衛能力を強化すると発表した。
中国国家航天局の李国平チーフエンジニアは、中国は小惑星探知メカニズムと国際協力において進展を見せており、今後も世界のパートナーと連携していくと述べた。当局は、地球の大気や昼間の観測制限による死角を克服するため、大型光学望遠鏡による地上ネットワークの構築と、宇宙ベースの観測衛星コンステレーションの計画を進めている。このシステムは、潜在的に危険な天体を継続的に追跡することを目的としている。専門家によると、開発中の小惑星防衛技術には、直接衝突させることで軌道を変える運動エネルギー衝突法や、長期的な軌道偏向技術などが含まれるという。また、中国は大学、研究機関、企業などが参加する監視・早期警戒イノベーション・アライアンスを設立している。