江蘇省の「蘇スーパーリーグ」は、チケットの完売や地域ネタを盛り込んだミームやチャントがSNSで話題となり、2年目を迎えた。蘇州の会社役員、劉潔玲氏は、自身の街の名物である上海ガニと揚州の獅子頭(肉団子)を対比させるダービーマッチについて冗談交じりに語った。昨シーズンの観客動員数は、中国のプロリーグの平均を上回った。
蘇州出身の会社役員、劉潔玲氏(42)は、間近に迫ったダービーマッチについて「試合を見るのが待ちきれません。獅子頭対上海ガニですから!」と冗談を飛ばした。この試合は、揚州をイメージしたチームと、蘇州の特産品をテーマにしたチームによる対戦である。
「以前はサッカーファンではありませんでしたが、遊び心のあるライバル関係を見るのはとても楽しいです」と劉氏は語る。「サポーターは地域の特色を活かしたミームを駆使して、ダービーのたびにスコア以上のエンターテインメントを生み出しています」。チケットは頻繁に完売し、SNSは地域の誇りを称えるミームやチャントで溢れかえっている。
国営の新華社通信によると、昨シーズンの「蘇スーパーリーグ」は全85試合で延べ243万人以上の観客を動員した。1試合平均は約2万8,600人で、中国プロサッカーリーグの平均である約2万5,700人を上回った。ライブ配信の視聴回数は22億回を超え、関連するSNSのトピックは1,000億回以上再生された。
専門家は、この成功の要因を、中国の伝統的な中央集権的な統治体制から生まれる都市間の強い多様性に求めている。また、こうした試合の人気は、スポーツ界において、より集団的で参加型、かつ公共志向のガバナンスへと微妙な変化をもたらしていると指摘している。