デミ・ロヴァートは4月24日(金)、自身のツアー「It's Not That Deep Tour」の一環として、マディソン・スクエア・ガーデンで初のヘッドライン公演を行い、チケットは完売した。ステージでは最新アルバムからのヒット曲が披露されたほか、夫のジューツやジョジョがサプライズゲストとして登場し、力強いボーカルで観客を魅了した。オープニングアクトを務めたアデラも、自身のポップ・シングルで会場を盛り上げた。
デミ・ロヴァートは、2025年10月にリリースされBillboard 200で最高9位を記録したアルバム『It's Not That Deep』を引っ提げ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを満員のファンで埋め尽くした。ゾーンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めたこのダンスポップ・アルバムがセットリストの中心となり、「Fast」や「Here All Night」といったHot Dance/Pop Songsでトップ15入りしたヒット曲が披露された。ロヴァートは「Really Don’t Care」、「Stone Cold」、「Skyscraper」といった過去の楽曲も織り交ぜ、「Tell Me You Love Me」や「Confident」では、グラミー賞ノミネート経験のあるその歌声をアドリブを交えて響かせた。オーランドでの初日に初披露されたデラックス・エディションの新曲「Low Rise Jeans」も、今回のステージで存在感を放った。ゲストの登場により、2時間のショーはさらに盛り上がった。夫のジョーダン・“ジューツ”・ルーツが登場し、2025年5月25日の結婚式でファーストダンスの曲として使用したグー・グー・ドールズの「Iris」をデュエット。ロヴァートは「一緒に歌うのは初めてだけど、どう?」と冗談めかして語った。また、ジョジョ・レヴェスクがサプライズで「Too Little Too Late」を歌い上げ、観客の合唱の中でアドリブを交換した。ジョジョの登場前には、ロヴァートのキャリアの変遷を象徴する衣装ラックが小道具として使われた。オープニングを務めた新星アデラは、ホットピンクのヒール姿で「KGB」、「Sex on the Beat」、「Homewrecked」、「Superscar」を披露した。終演後、ロヴァートはザラ・ラーソン、アデラ、レディー・ガガ、サブリナ・カーペンターらをお気に入りの「ポップガールズ」として挙げた。また、ディズニー時代のノスタルジアについても触れ、オーランド公演で『キャンプ・ロック3』に先駆けて「This Is Me」をデュエットしたセレーナ・ゴメスやジョー・ジョナスとの再会を振り返った。