アルヴィン・マク氏は、コンゴ民主共和国が52年ぶりにワールドカップへ復帰する姿を見届けるためヒューストンへ向かった。チームはポルトガルと1対1で引き分け、大会史上初となるゴールを決めた。マク氏は、今大会で同チームが着用する特徴的なヒョウ柄のスーツをデザインした。
パリを拠点とする30歳のデザイナー、マク氏が手掛けた、銀色のヒョウのブローチとアニマルプリントのパネルがあしらわれた黒いスーツを身にまとい、コンゴ代表選手団は先週テキサスに到着した。11歳でコンゴからフランスへ移住したマク氏は、コンゴのサポーターたちとともに試合を観戦した。ヨアヌ・ウィッサが歴史的な同点ゴールを決めた。チームは来週、コロンビアとの試合を予定している。マク氏は、ヒョウのモチーフはコンゴ文化において力と回復力を表しており、仕立ての伝統である「サプール(La Sape)」から着想を得たと語った。同氏はコンゴの職人たちの協力を得て55着の衣装を製作した。現在、マク氏のウェブサイトではスーツとセットの星型バッグの注文を受け付けており、これまでに100件以上の申し込みがあったという。今後は生産を拡大しつつ、職人による作業の大部分をコンゴ国内で維持する計画である。今回が自身初の米国滞在となったマク氏は、このプロジェクトを通じてサッカーが自分の人生の一部であり続けていると述べた。