国土安全保障省(DHS)のマークウェイン・マリン長官は、チャック・シューマー上院少数党院内総務が国境警備隊と移民税関捜査局(ICE)について「誰も尊敬していない」機関であると述べたことを受け、激しく批判した。マリン氏はこれに対し、シューマー氏を「嘘つきで卑劣な政治家」と呼んだ。この応酬は、共和党が予算調整を通じてこれらの機関への資金提供を目指す中で行われた。
Foxニュースで放送された全国放送の番組の中で、シューマー氏は「国境警備隊とICEという二つのグループは、この国では誰からも尊敬されていない」と発言した。これに対し、怒りを露わにしたマリン氏は「聞いているだけで腹が立つ。私が怒ることはめったにない。だがチャック・シューマー、お前を尊敬している人間など一人もいない。お前こそ、嘘つきで卑劣な政治家の代名詞だ」と反論した。さらにマリン氏はシューマー氏の警備体制に疑問を呈し、「彼が警護なしで街を歩いてみたらどうだ? どれほど安全だと感じるのか疑問だ」と述べた。マリン氏によると、この発言は、シューマー氏がICEが「制御不能な」組織になりかねないと示唆し、予算削減の動きがある中でなされたものである。木曜早朝、上院共和党は民主党の反対を押し切り、50対48の賛成多数でICEと国境警備隊に約700億ドルを割り当てる予算調整案を可決した。アダム・シフ上院議員は、第2次トランプ政権が2月に発足して以来、「致命的な武器や弾薬を集めるために数百万ドル規模の支出や契約が急増している」と批判した。これに対し、DHSの広報室は「法執行機関が法執行官のために銃器や非致死性の装備品を購入する。実に面白い報道だ」と反論した。マリン氏は国境警備のために新たに1万2000人の捜査官を武装させる必要性を強調し、前政権下で民主党が犯罪者の「やりたい放題」を許してきたと非難した。この予算案は現在、下院に送られている。