ブリストル大学の博士課程に在籍していたエマ・ルーシー・コール氏は、3年前にアイスランドでバイク事故に遭い、外傷性脳損傷を負ったにもかかわらず、英文学の博士号を取得しました。この事故により脳震盪後症候群を発症し、1年間の休学を余儀なくされ、講師としてのキャリアも中断せざるを得ませんでした。しかし、大学の支援を受けて学業の道を立て直し、現在はスコットランドに移住して新たなキャリアを再開させる予定です。
3年前、コール氏はアイスランドで参加したバイクツアー中に事故に巻き込まれ、重度の脳震盪後症候群を引き起こしました。激しい偏頭痛、疲労、めまい、吐き気、そして記憶喪失に苦しみ、自身の研究内容さえも思い出すことができなくなりました。コール氏は博士論文の研究を中断し、エクセター大学およびブリストル大学での講師職を離れ、さらに冒険スポーツや、冒険フェスティバル、王立地理学会などのイベントでの講演活動も断念せざるを得ませんでした。「事故に遭う前は、エクセター大学で講師を務め、ブリストル大学でリベラルアーツを教え、冒険家やトレイルランナーとして活動する傍ら、冒険フェスティバルや王立地理学会で講演も行っていました。事故後、そのすべてを失いました」と、コール氏は今冬、ブリストル大学の発表で語っています。「疲れ果てていましたが、それはこれまでとは全く違う種類の疲労でした。記憶喪失により、自分の研究内容をすべて忘れてしまっていたため、それまで自分が何をどのように結論づけていたのかを思い出すことができず、まっさらな状態で未完の論文に向き合う必要がありました」。ブリストル大学のサポートを受け、コール氏は不屈の精神で博士号を取得しました。現在はパートナーのイアン氏と共に人生を再構築しており、今後はスコットランドに移住し、執筆活動や教育、音楽、そして無理のない範囲でのアウトドア活動に取り組む予定です。