中国の大連市中級人民法院は火曜日、中国航空工業集団(AVIC)の元幹部、譚瑞松氏に対し、死刑執行を2年間猶予する判決を言い渡し、個人財産をすべて没収した。譚氏は1998年から2024年にかけて、AVICおよび同社のハルビン子会社での在職中に、約8900万ドル相当の収賄やインサイダー取引を行った罪を認めた。
大連市中級人民法院が下した判決について、中国国営の中国中央テレビ(CCTV)が水曜日に報じた。それによると、譚瑞松氏の個人財産はすべて没収される。譚氏は、AVICおよび同社のハルビン子会社で要職を務めていた1998年から2024年にわたり、収賄、横領、インサイダー取引、機密情報の漏洩などの罪で有罪を認めた。報道によれば、同氏はAVICの総経理補佐を務めていた2003年から2010年にかけて、約9000万元の公金を横領したほか、企業の合併・買収やプロジェクトの契約に関して他者の便宜を図っていた。譚氏は合計約8900万ドルの賄賂を受け取ったことを認めている。同氏は、習近平国家主席が主導する広範な反腐敗キャンペーンにおいて調査対象となった防衛産業界の幹部の中でも、最も著名な人物の一人である。このキャンペーンは、軍産複合体の幹部層を標的としている。