ガーナ・プレミアリーグのベレクム・チェルシーFCに所属するウィンガー、ドミニク・フリンポン選手(20歳)が、日曜日にチームのバスが武装強盗団の襲撃を受けた際に死亡した。事件は、ガーナ南部サムレボイでの試合を終えて帰宅する途中に発生した。この襲撃で別の選手1名が重傷を負い、他にも1名が400ドル以上を奪われたと警察が報告している。
ベレクム・チェルシーのバスは、サムレボイで行われたサマルテックス戦からの帰路、銃やアサルトライフルで武装したマスク姿の男たちから銃撃を受けた。クラブによると、運転手が車をバックさせようとした際に襲撃犯が発砲し、選手やスタッフは車を捨てて近くの茂みに逃げ込み身を隠したという。関係者は、今年初めからアドゥアナ・スターズFCより期限付き移籍で加入していたフリンポン選手がこの襲撃で死亡したことを確認した。現地メディアの報道によると、同選手は今シーズン13試合に出場し2ゴールを記録していた。ガーナサッカー協会(GFA)は、同選手の死をクラブおよびガーナサッカー界にとって計り知れない損失であると表明した。GFAのクルト・エドウィン・シメオン・オクラクル会長はSNSで「心が張り裂ける思いだ。ドミニクの魂が安らかに眠らんことを」と哀悼の意を表した。協会は今後、国内試合へ移動するチームの警備を強化する方針を発表した。警察の報告によると、襲撃の際、ジョージ・オウス・アフリイェ氏(52)が400ドル以上を強奪された。負傷した選手のうち1名は現在も入院中である。ガーナのスポーツジャーナリスト、ムフタウ・アブドゥライ氏はBBCスポーツ・アフリカに対し、ファンがリーグ戦の移動における安全性を懸念していると語った。アブドゥライ氏は「選手たちやこのゲームの主要な立役者の命さえ守れないのであれば、試合を行う価値はない」と述べた。ガーナ・プレミアリーグのチームバスが襲撃される事件は、2023年のレゴン・シティーズの事例(負傷者なし)に続き今回で2回目となる。