Googleの2025年における年間電力使用量は37%増加し、同社史上最大の年間上昇率を記録した。この増加は主に、AIデータセンターの拡充および関連事業の拡大によるものである。急増した一方で、クリーンエネルギーの購入により、事業運営に伴う二酸化炭素排出量は2%減少した。
Googleのデータセンターが昨年に使用した電力は4200万メガワット時を超え、2024年の3060万メガワット時から増加した。会社全体の電力消費量は2019年以降で250%以上増加しており、その背景にはGoogle Cloud、YouTubeのストリーミング、そしてAIインフラの需要がある。
同社は9年連続で、使用する電力の100%を再生可能エネルギーの購入で賄っている。2025年には過去最大規模となる12ギガワットの新規クリーンエネルギー契約を締結した。Googleは2010年以降、クリーンエネルギープロジェクトに38億ドル以上を投資している。
事業運営に伴う総排出量は、二酸化炭素換算で約1450万トンに達した。サプライチェーンからの排出量は25%増加し、全体として野心的な目標に基づく排出量は18%上昇した。
Googleのサステナビリティレポートでは、AIの構築が電力網の脱炭素化よりも速いペースで進んでいるため、気候目標への道のりは一直線には進まないと指摘されている。同社は今後も、24時間年中無休のカーボンフリーエネルギーの確保およびクリーンエネルギー分野でのパートナーシップ拡大を追求していく方針である。