韓国企画財政部は、主要輸出企業に対し、輸出代金を韓国ウォンに両替することで為替市場の安定化に協力するよう求めた。企画財政部の許昌第2次官は、サムスン電子、SKハイニックス、現代自動車グループの幹部らと会談を行った。
会談は7月21日にソウル政府庁舎で行われた。許次官は、SKハイニックスによる米国預託証券(ADR)の発行といった輸出企業の動きもあり、ウォン相場が1ドル=1,550ウォン前後から1,400ウォン台後半まで回復したと言及した。
同次官は、半導体のスーパーサイクルや強固な経済ファンダメンタルズにより、下半期にはドルの供給がさらに改善すると見込んでいると述べた。また、企業に対して外貨預金のウォンへの両替や、海外資金の国内還流を要請した。
輸出企業側は、為替レートの安定が投資や事業運営の不確実性を軽減することに同意し、政府の取り組みへのより一層の協力を約束した。
許次官は「中東情勢の緊迫化など外部の不確実性は続いているが、政府は市場の期待を早期に安定させ、為替の安定を図ることに全力を尽くす」と語った。