ハリー・スタイルズが6月12日、ウェンブリー・スタジアムでの記録的な連続公演をスタートさせた。このステージでは、亡くなったアーティストのデヴィッド・ホックニーへの敬意が表され、ワン・ダイレクション時代の自身の原点も振り返られた。
シンガーのハリー・スタイルズは、ワールドツアー「Love on Tour」の一環として、ロンドンの同会場で全12公演の初日を迎えた。この公演数は、コールドプレイが持つ年間10公演という記録を塗り替えることになる。ハリー・スタイルズは、6月11日に88歳で死去したホックニーを追悼し、「Aperture」の演奏前に大型スクリーンでこの画家の言葉を紹介した。また、自身のキャリア初期にも触れ、2010年に近くのウェンブリー・アリーナで受けた「Xファクター」のオーディションが、ワン・ダイレクション結成のきっかけとなったことを語った。オープニングアクトはシャナイア・トゥエインが務め、ハリー・スタイルズはアンダーワールドやトーキング・ヘッズの楽曲の要素を取り入れたアレンジを披露した。セットリストは『Harry's House』収録の「Little Freak」で締めくくられ、「Sign of the Times」と「As It Was」で幕を閉じた。ハリー・スタイルズはチケット売上の一部を、英国の草の根音楽会場の支援のために寄付することを表明している。ロンドンでの追加公演は7月上旬まで予定されている。