ジョシュ・ホーイとホブズ・ケスラーが2026年1月24日のボストンでのニューバランス室内グランプリで歴史に名を刻み、男子800mと2000mの長年続いた世界室内記録を破った。昨年USATF屋外選手権での失望の結果からの挽回を狙う両選手は、家族やチームメイトのペースメイクで驚異的なパフォーマンスを見せた。この大会では各種目で複数の世界リードマークも生まれた。
ボストンのニューバランス室内グランプリは2026年1月24日、一連の記録破りの偉業を生み出し、アメリカのスター、ジョシュ・ホーイとホブズ・ケスラーが先陣を切った。記録更新を約束していたホーイは、1997年にデンマークのウィルソン・キプケテルが樹立した29年ぶりの世界室内800m記録1:42.67を1:42.50で粉砕。兄ジャクソンのペースで200mを24.81、400mを50.21で通過し、600mを1:16.19で迎え、最終200mを26.31の猛烈なラップで締めくくった。この勝利は2025年3月の世界室内金メダルと、モナコでの米国史上2位の1:42.01に続くものだが、ナショナルで4位となり東京世界選手権を逃していた。男子2000mでは、ケスラーが2007年のケネニサ・ベケレの世界記録約4:50を1.2秒更新し4:48.79で優勝。デイビス・ボーブのペースで1kmを2:23.57で通過後、2位グラント・フィッシャー(1600mを3:52.83)を追走。最後のコーナーで抜き去り強力なラストラップで勝利し、前夜バージニアでコール・ホッカーが出した暫定米国記録4:52.92も破った。フィッシャー2位4:49.48、ベルギーのピーター・シスク3位4:52.41。他のハイライトとして、2025年に出産後復帰したエール・セント・ピエールの女子3000m世界リード8:26.54、オーストラリアのリンデン・ホールに0.49秒差で勝利。ジェシカ・ハルが2000mを5:39.08でリードしたが、セント・ピエールのスパートで米国史上5位の好記録。女子1500mではケニアのドルカス・エウォイが世界リード4:01.22で優勝、シンクレア・ジョンソンがPB4:01.30で2位・米国室内4位、グレイシー・モリスが4:02.12で5位・史上トップ5入り。男子3000mはオーストラリアのカム・マイヤーズが7:27.57(世界10位)で勝ち、グラハム・ブランクスと2000mを5:01.51でリード。ハードルではジャマイカのダニエル・ウィリアムズが女子60mH世界リード7.87で制し、デヴィン・チャールトンの7.94(3位)が米国トップ。ロイシン・ウィリスが女子800mをPB1:59.59世界リードに更新。男子300mはトリニダードのジェリーム・リチャーズがノア・ライルズを32.14対32.15で下す接戦。トレイ・カニンガムが男子60mH7.48で世界リードタイ。フィールド種目も輝き:モネ・ニコルズ女子走幅跳6.64m、カレブ・マクレー男子400m45.38、ジェームズ・カーター男子三段跳16.32m。この大会は室内シーズン前の米国深度を強調した。