香港政府は貧困を定義するために、経済的要因のみに基づいた従来の尺度から転換し、21の指標を用いた新たな枠組みを採用した。当局は、これまでの手法では困窮している住民の数が過大評価されていたと指摘している。
政府は木曜日に発表した224ページに及ぶ報告書の中でこの変更を公表した。初めて「社会移転価値」という概念を導入し、これは住宅や医療などの公共サービスへの補助によって家族が得る実質的な所得を指している。
貧困委員会を率いる陳国基政務長官は、貧困という言葉を経済的な側面のみから見るべきではないと述べた。さらに、今回の対象を絞った戦略は、精神的なサポート、居住空間、子どもへの支援をカバーしていると付け加えた。
専門家からは、複数の尺度を用いるべきだとの声が上がっており、今回の新しいアプローチでは都市全体の状況を客観的に評価することが難しくなるという指摘も出ている。