香港政府は、インフラ開発の資金調達を目的として、債券発行の借入上限を7000億香港ドルから9000億香港ドル(約1150億米ドル)に引き上げる案を提示した。当局は、この新たな上限額で今後3年間のプロジェクトをカバーできるとしつつ、必要に応じて将来的な増額の余地も残しているとしている。
香港政府は、インフラプロジェクトの資金調達を目的として、債券プログラムの借入上限を7000億香港ドルから9000億香港ドル(約1150億米ドル)に引き上げることを提案した。財務局のライ・チーワー(Andrew Lai Chi-wah)常任秘書官は木曜日、計画を審議する立法会の小委員会でこの見解を述べた。
ロバート・リー・ワイワン(Robert Lee Wai-wang)議員は、政府が今後さらに上限を引き上げる可能性があるかどうか懸念を表明した。これに対しライ氏は、今回の新上限は短中期的な取り組みには十分であると述べ、「今後2〜3年の間に予期せぬ大きな事態が発生しない限り、(今回の借入上限は)我々のニーズを満たすのに十分である」と語った。
しかし同氏は、「北部都会区」で新たに浮上するプロジェクトや開発の加速に対応するため、将来的な増額の可能性を否定はしなかった。またライ氏は、増額後であっても香港の対GDP債務比率は19.9%にとどまると指摘し、これは他の先進国と比較しても健全で低い水準であると説明した。