香港在住のパキスタン出身難民、ウズマ・ナビードさん(37)が、パリで開催される「Women Changing the World Awards」のナショナル・インパクト部門で最終候補者に選ばれた。しかし、自身の身分により渡航が制限されているため、授賞式への出席は叶わず、複雑な心境を明かしている。同賞には97の管轄区域から1,500名がノミネートされており、授賞式は4月21日から24日にかけて予定されている。
ウズマ・ナビードさんは2015年、家族と共に亡命を求めて香港に到着し、3年前に難民としての地位が認められた。近年は、香港における難民の経験について公の場で語ることで、市民の共感を呼び、自身のコミュニティに対する否定的なイメージを払拭する活動に取り組んでいる。パキスタン出身の37歳であるナビードさんは、女性の功績を称えるパリの年次イベント「Women Changing the World Awards」において、97の管轄区域から選ばれた1,500名の候補者の中から、ナショナル・インパクト部門の最終候補者として選出された。授賞式は4月21日から24日に予定されている。この栄誉にもかかわらず、現在の身分では香港からの出国が制限されているため、ナビードさんが出席することはできない。彼女はサウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に対し、当初の反応を振り返り「友人に信じられないと言いました。『世界を変える女性』なんて、自分自身をそんな風に思ったことはありませんでしたから」と語った。さらに「その直後に、私は出席できないんだという事実に打ちのめされました。このような国際的なフォーラムで認められることは、誰にとっても最大のチャンスの一つであり、本当に行きたかったです」と胸の内を明かした。