イグネオ・インフラストラクチャー・パートナーズと日本のオリックスは、マッコーリー・キャピタルのオランダのハイパースケールデータセンターの過半数株取得に向けた入札の次のラウンドに進んでいる。カナダのノースリーフ・キャピタルも入札プロセスを進め、株の価値は約9億ユーロ(10億ドル)と見込まれている。最終入札は来月提出予定だ。
インフラ投資は、AIブームから利益を得ようとする投資家にとって重要なテーマとなっており、世界最大級のオルタナティブ資産運用会社の間でデータセンターのような複雑な資産の構築・運用スキルを獲得するための競争が激化している。
オランダのアムステルダム1データセンターは、2022年にマッコーリー・アセット・マネジメントとNTTの提携から生まれたもので、日本企業が欧州と北米でのデータセンター開発パートナーを求めた結果だ。マッコーリー・キャピタルは75%の株を保有し、NTTが残りの25%を所有している。この施設はアムステルダムのシフェール・ライク地区に位置する。
関係者によると、イグネオとオリックスに加え、ノースリーフ・キャピタルが入札を続けている。最終オファーは来月提出される見込みだが、交渉は進行中で、企業側が入札から撤退したり、マッコーリーが資産を保有し続けたりする可能性もある。マッコーリー、イグネオ、ノースリーフ、オリックスの代表者はコメントを控えた。
この動きは、10月にマッコーリー・グループがブラックロックのグローバル・インフラ・パートナーズ主導のコンソーシアムにアラインド・データ・センターを400億ドルで売却合意した事例に続くものだ。AI需要の高まりがデータセンター投資を後押ししている。