アイルランド人俳優ジェシー・バックリーとポール・メスカルが出演する映画『ハムネット』は、2026年のアカデミー賞で複数ノミネートが期待されている。クロエ・ジャオ監督作はすでにゴールデングローブ賞で6部門にノミネートされており、オスカーでの成功の兆し。ほかのアイルランド作品やタレントも各種カテゴリーで競争中だ。
2026年のアカデミー賞はアイルランドにとって期待の舞台で、特に伝記ドラマ『ハムネット』が注目されている。1月9日にアイルランドの映画館で公開予定の同作では、ジェシー・バックリーがアグネス・ハサウェイ役、ポール・メスカルがウィリアム・シェイクスピア役を演じる。今月初めに発表されたゴールデングローブ賞6部門ノミネートで大きな話題を呼び、バックリーの主演女優賞、メスカラの助演男優賞が含まれる。1月11日のゴールデングローブ賞授賞式は、これらの演技に対するハリウッドの反応を示す初期指標となる可能性がある。
オスカーノミネーション投票は同月後半に開始され、1月22日に発表される。バックリーは主演女優賞ノミネートが有力で、メスカルは助演男優賞を狙う。『ハムネット』は作品賞、監督賞、脚本賞でも競う可能性が高く、後者はダリー生まれの作家マギー・O’ファレルとジャオの共同脚本だ。
『ハムネット』以外にも、アイルランドの展望は短編や技術部門に広がる。ジョン・ケリーの『Retirement Plan』(ドムナール・グリーソンがナレーション)とカートゥーン・サルーンの『Éiru』が長編アニメ短編賞の短リスト入り。『Retirement Plan』はYouTubeで5万9000回再生され、オンラインで好評だ。Element Pictures(アイルランド)が製作し、ヨルゴス・ランティモス監督の『Bugonia』は脚色賞を狙う可能性がある。撮影部門では、アイルランド人のロビー・ライアン(『Bugonia』)とシェイマス・マクガーヴェイ(『Die My Love』)が短リスト入り、両者とも過去にオスカー経験あり。
業界の予測がこれらの期待を後押しする。Varietyは『ハムネット』に作品賞、主演女優賞、助演男優賞を含む10部門ノミネートを予想し、アンドリュー・スコットが『Blue Moon』で助演男優賞ノミネートと見る。AwardsWatchはバックリーを主演女優賞、メスカルとスコットを助演男優賞に。Hollywood Reporterはバックリーを主演女優賞トップ、メスカルを助演男優賞3位とし、スコット、ケリー・コンドン(『Train Dreams』助演女優賞)、エンダ・ウォルシュ(『Die My Love』共同脚本)を長距離走者と評する。
アカデミー投票は1月12日に始まり、さらなる勢いをつける時間がある。ある情報筋は「毎年、オスカーノミネートには数々のサプライズがある」と指摘し、アイルランドの活躍が期待を上回る可能性を示唆している。