ニューヨーク・メッツは、J.D. マルティネスを編成本部長特別補佐として雇用した。火曜日に発表されたこの人事は、2024年シーズンにプレーした38歳の元強打者を再びチームに迎え入れるものとなる。球団関係者は、選手としての彼の視点がフロントオフィスの意思決定において非常に貴重であると評価している。
編成本部長のデビッド・スターンズは、マルティネスが持つ独自の視点を強調した。スターンズは「フロントオフィスの多くの人間にはない視点を持っている。実際に現場を経験した人物からのアドバイスを得られることは…非常に価値がある」と述べた。スターンズによると、昨シーズンからチームに在籍し多くの現役選手を知るマルティネスは、新たな立場でチームに合流することになる。マルティネスは、チームがナショナル・リーグ優勝決定シリーズに進出した際、マーク・ビエントスら若手選手の指導役を務めており、昨季は120試合に出場して打率.235、出塁率.320、長打率.406を記録した。フランシスコ・リンドーアはこの人事について「見慣れた顔であり、選手たちがフロントオフィスとの距離を縮める上で非常に助けになると思う。重要なことだ」と歓迎した。カルロス・メンドーサ監督は、マルティネスがスカウティングの知識を生かして投手陣をサポートできる可能性や、チームメイトと深い信頼関係にあることを指摘した。マルティネスの役割は、同じく特別補佐を務めるカルロス・ベルトランに近いものとなり、クラブハウス、打撃練習場、フロントオフィス、そしてマイナーリーグでの活動が含まれる。オールスター選出6回、シルバースラッガー賞受賞3回を誇るマルティネスは、14シーズンで通算331本塁打、OPS.864を記録している。2009年にヒューストン・アストロズからドラフト指名を受けたが、2014年に解雇された後に打撃フォームを改造してスター選手へと成長した。当時アストロズのフロントオフィスにいたスターンズは、後に2024年のメッツでマルティネスと再契約を結んでいる。マルティネスは、今月後半のメッツのホームゲームから業務を開始する予定である。