民主社会主義者のジャニース・ルイス・ジョージ氏が、2026年6月16日に行われた民主党予備選で勝利し、次期ワシントンD.C.市長に就任することが確実となった。同日、主な対立候補が敗北を認めた。
38歳の市議会議員である同氏は、11月の本選において有力な対立候補がいないため、来年ミュリエル・バウザー市長の後任として就任する見通しとなった。これにより、2015年のバウザー市長就任以来続いてきた行政トップの体制が交代することになる。
ルイス・ジョージ氏は、市警察と連邦移民当局との連携を許可する命令を撤回すると公約している。また、ドナルド・トランプ大統領による市警(Metropolitan Police Department)の連邦直轄化の試みがあれば、職員に抵抗を指示するとも述べている。
トランプ氏は記者団に対し、同氏の勝利を好ましく思わないと語った。さらに、連邦政府がワシントンの統制権を取り戻し、連邦主導で運営する可能性も示唆した。
今回の選挙戦では、経済的な負担能力、住宅建設、公共安全改革を巡る意見の相違が争点となった。ルイス・ジョージ氏は7万2000戸の新規住宅建設を提案した一方、対立候補はそれよりも少ない戸数を主張していた。