日本と南米の貿易ブロックであるメルコスールは、経済・貿易関係の強化を目指す戦略的パートナーシップ枠組みを土曜日に発足させた。この発表は同日のメルコスール首脳会議に合わせたもので、両者は長期的な協力深化を約束した。
日本とメルコスールは、ブラジルを含む南米諸国からなる貿易ブロックとの間で、経済・貿易関係を強化するための戦略的パートナーシップ枠組みを12月21日に開始した。この枠組みの発足は、同日に開催されたメルコスール首脳会議の場で発表された。
共同声明では、両者は「協力関係をより高いレベルに引き上げ、長期かつ包括的な視点から戦略的関係をさらに強化する」と述べた。次なるステップとして、両者は具体的な施策を検討するための協議を予定しており、経済連携協定(EPA)の締結も視野に入れている。これらの協議は来年初頭に開始される見込みだ。
日本企業界は、このようなEPAの署名を期待しており、南米市場へのアクセス拡大を望んでいる。一方、農業セクターからは、地域からの安価な農産物の流入を懸念する声が上がっている。
メルコスールは地域外との関係強化を進めており、欧州連合(EU)、カナダ、シンガポールとの自由貿易協定を推進中だ。日本側も、グローバルサウスにおける新興・発展途上国とのつながりを深める方針を掲げている。このパートナーシップは、両者の貿易機会を広げる可能性を秘めているが、国内産業への影響も注視されるだろう。