黄金時代の女優キム・ノヴァクが、近日公開予定の映画『Scandalous!』で自身を演じるシドニー・スウィーニーに対し、強い異議を唱えた。コルマン・ドミンゴが監督を務める同作は、1957年当時のノヴァクとサミー・デイヴィス・ジュニアとの関係を描くものだが、ノヴァクは「タイムズ」紙に対し、スウィーニーは役柄として「全く不適切」であると語った。
映画『めまい』などで知られ、ゴールデングローブ賞を2度受賞したキム・ノヴァクが、コルマン・ドミンゴの初監督作品『Scandalous!』において、自身役としてシドニー・スウィーニーがキャスティングされたことに不快感を示した。同作は、1950年代アメリカの人種差別の中でキャリアの危機に直面しながらも、サミー・デイヴィス・ジュニア(デヴィッド・ジョンソンが演じる)と愛を育んだノヴァクのロマンスを描いている。ノヴァクは「タイムズ」紙に対し、「シドニー・スウィーニーは常にセクシーな雰囲気があるため、性的関係として描かれないはずがない。私を演じるには全くの不適任だ」と語り、二人の共通の関心事よりも性的な側面に過度に焦点が当てられることを懸念した。さらに彼女は、スウィーニーについて「胸元が強調されすぎている」と述べ、この企画を「決して承認しなかっただろう」と断言した。またノヴァクはスウィーニーに対し、「脆弱であることは学んで身につくものではない。双極性障害を持つ俳優であることは大きな武器になる。双極性障害の人は、誰よりも喜びや痛みを感じるものだ。感情が止まらないのだから」と、自身の2013年の診断を引き合いに出して助言を送った。監督のドミンゴは、『Scandalous!』を「多くの視線にさらされながらもプライバシーを求めた、愛の可能性についての『壊れたラブストーリー』」と表現している。彼は「デッドライン」誌に対し、4月12日にHBOで放送開始となる『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン3の撮影終了後、2025年夏にクランクインを予定していると語った。二人は1956年に『スティーヴ・アレン・ショー』で出会い、当時コロンビア・ピクチャーズのトップであったハリー・コーンの怒りを買った。1958年初頭、シカゴのゴシップコラムニストが二人の情事と結婚の噂について詳述すると、そのわずか9日後にデイヴィスはロレー・ホワイトと結婚した。パトリック・ワックスバーガーの193が製作支援するミラマックスのこの企画は、カンヌのマーケットに出品される予定である。