Kraftwerkは、1975年後半にリリースされた初の完全電子アルバム『Radio-Activity』の50周年記念リイシューを発表した。5月15日に発売される新しいエディションには、創設者のRalf HütterとFritz Hilpertが制作したDolby Atmosミックスが収録されている。
ドイツの先駆的なバンドであるKraftwerkの5作目のスタジオ・アルバム『Radio-Activity』は、放射性崩壊と無線通信をテーマにしたコンセプト・アルバムである。50周年を記念して、グループはオリジナルの16トラックのマスターテープからアップデートしたバージョンをリリースする。Ralf HütterはFritz Hilpertと協力し、「鮮やかな新しい陰影、法医学的な詳細、そして豊かに重層化された映画のような深み」を約束する新しいDolby Atmosミックスを制作した。Blu-rayオーディオディスクには、オリジナル・アルバムのDolby Atmos、5.1ch、ステレオ・ミックスに加え、限定のアニバーサリー・ブックレットが付属する。12インチの特別仕様ピクチャーディスクには2009年のリマスター音源が使用され、Dolby Atmosのフルミックスはデジタル配信も行われる。現在、予約受付中である。これに合わせて、Kraftwerkは「異例の需要」に応えるため、「Multimedia」ツアーの英国およびアイルランド公演を追加した。公演は5月17日のダブリンのBord Gais Energy Theatreを皮切りに、ベルファスト、ウルヴァーハンプトン、マンチェスター、グラスゴー、ストックトン、シェフィールド、ブライトン、ブリストル、ボーンマス、6月4日と5日のロンドンのRoyal Albert Hallでの3公演、リバプール、ノッティンガム、そして6月9日のエディンバラのPlayhouseへと続く。これは、昨年6月にミルトン・キーンズで開催されたForever Now Festivalでの単発公演を除けば、2017年以来の英国ツアーとなる。2012年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開始された「Multimedia」ツアーは、パフォーマンスとデジタルインスタレーションを3D映像と融合させたもので、『Autobahn』(1974年)、『Trans Europe Express』(1977年)、『Computer World』(1981年)といったアルバムから楽曲が構成されている。また、11月には、故共同創設者Florian Schneiderのスーツケース型シンセサイザー、フルート、ボコーダーなどの楽器がオークションに出品された。