イギリスの電子音楽プロデューサーであるActressと、モジュラー・シンセサイザーの先駆者スザンヌ・チアニが、昨年の即興ライブ・パフォーマンスを収録したライブ・アルバムをリリースした。『Concrète Waves』と題された本作には、ロンドンのバービカン・センターとバルセロナのソナー・フェスティバルでの公演が収められている。本作は、リリースから1日足らずの告知でWerkdiscsより発表された。
昨年、Actressとスザンヌ・チアニは『Concrète Waves』と題した即興演奏で共演を果たした。公演はロンドンのバービカン・センターおよびバルセロナのソナー・フェスティバルにて行われた。金曜日、両者はそれぞれのアクトを収録したライブ・アルバムを、Actressが設立したレーベルWerkdiscsよりサプライズでリリースした。プレス資料によれば、本作はアバンギャルドな音楽のアイコンたちによる即興の音楽的対話を収める、Werkdiscsの新シリーズの第一弾となる。アルバムにはロンドンとバルセロナでの公演から選曲されたトラックが収録されており、各会場ごとのセクションがA1からB5のトラック名で記されている。Actressの直近のソロ作品は2024年に発表された『Statik』である。今後、Actressとチアニは各地のフェスティバルで『Concrète Waves』のパフォーマンスを行う予定である。4月9日にはオランダ・ハーグのRewire Festival、4月11日にはフランス・ナントのVariations Festivalへの出演が予定されている。今回のリリースは、実験的な電子音楽のコラボレーションによるライブ音源への関心の高まりと時を同じくしている。