リー・“スクラッチ”・ペリー、マウス・オン・マーズとの遺作アルバムが6月にリリースへ

ジャマイカのダブ界のレジェンド、リー・“スクラッチ”・ペリーの逝去から約5年、彼の最後のアルバム『Spatial, No Problem』が6月5日にDominoから発売される。本作は、全8曲のプロデュースを担当したドイツのエレクトロニック・デュオ、マウス・オン・マーズとの再タッグとなる作品だ。先行シングル「Rockcurry」が現在配信されている。

レゲエやダブのサウンド形成に多大な影響を与えたジャマイカのプロデューサー、リー・“スクラッチ”・ペリーは、2019年12月にベルリンにあるマウス・オン・マーズのパラバース・スタジオで最後のレコーディングセッションを終えた。St・ワーナーの声明によると、ジャン・セント・ワーナーとアンディ・トーマからなる同デュオは、魚のスープやパパイヤを共に囲み、笑いの絶えないリラックスした雰囲気の中で本作を制作したという。セント・ワーナーは「制作の方向性について言葉を交わすことはほとんどなく、会ってすぐに作業を始めた」と語り、「彼はよく笑い、私たちも一緒になって笑った。魚のスープやパパイヤを一緒に調理して食べたことも覚えている」と振り返った。アルバムタイトルは、空間オーディオ(Spatial Audio)に関する問いに対するペリーの「Spatial, no problem(空間なら問題ない)」という何気ない返答から名付けられた。マウス・オン・マーズは発表と同時に先行曲「Rockcurry」を公開した。『Spatial, No Problem』には、「Rockcurry」「Hallo Shiva」「Economic Train」「Spatialee」「Fire Dali」「Yayaya」「To The Rescue」「State Of Emergency」の全8曲が収録されている。リリースを記念して、ロンドンのバービカン・センターでは6月5日から13日まで、同施設のスタジオ劇場「ザ・ピット」にて『Project A Black Planet』展の一環として、D&B Soundscapeシステムを用いた本作の空間オーディオ・サウンドインスタレーションが開催される。

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