ニューヨーク市のゾーラン・マンダニ市長は7月3日の演説で、アメリカの未完の約束と移民の貢献を強調した。一方、ドナルド・トランプ大統領は7月4日にナショナル・モールで行った演説で、国家の勝利を強調し、政敵を批判した。この2つの演説は、建国250周年を迎えるアメリカの姿について、鋭く対照的な見解を示した。
マンダニ氏はニューヨーク市庁舎で、新たに市民権を取得した人々に向けて演説を行った。同氏は、アメリカが例外的なのは「何事も固定されていないからだ」と述べ、富の集中や独占、そして不法移民を標的とする覆面捜査官らを批判した。
トランプ氏の演説は、雷雨による遅延を経て7月4日の夜遅くに行われた。同氏はイランやベネズエラでの軍事行動に焦点を当て、合衆国憲法修正第2条を擁護し、共産主義への警告を発するとともに、国が再び勝利を収めつつあると主張した。
ロサンゼルス市長選の元候補者スペンサー・プラット氏は、X(旧Twitter)上でマンダニ氏がアメリカの歴史を攻撃していると批判した。また、7月3日にクイーンズのモスクでマンダニ市長が発言した内容を巡り、インターネット上では批判が巻き起こった。
NPRは、これらの演説は建国記念という大きな節目を前に、愛国心の定義を巡る党派的な駆け引きの一環であると報じた。