フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、COP31に向けたASEANの統一した姿勢を求めるフアン・ミゲル・クーナ環境大臣の先の発言を受け、開催中のASEAN気候週間の開会セッションにおいて、気候危機に対する地域的な連携強化を訴えた。
フィリピン・マニラ — フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、4月27日から5月1日までオンラインで開催される「ASEAN気候週間」の開会セッションで、気候危機に対処するためのASEANとの協力体制強化を求めた。
マルコス大統領は「ASEANは世界的な気候危機の最前線に立っており、より強力な嵐、海面の上昇、長期にわたる干ばつ、壊滅的な洪水が東南アジアの数百万の人々にとって現実のものとなっている」と述べ、「これらの課題に立ち向かうことは我々の共通の責任であり、ASEANは協力することによって、集団的な目的と決意をもって共通の問題を克服できることを示してきた」と強調した。
気候変動委員会(CCC)のロバート・ボルヘ事務局長もまた、気候リスクに対処するためには「断片的な対応から、地域全体でより統合され調整されたシステムへと移行する必要がある」と力説した。
一方、フィリピンの国営気象庁によると、4月28日には国内の8つの地域で暑さ指数が「危険」レベルに達した。また、農務省は水管理と農業支援の強化に向け、「タスクフォース・エルニーニョ」を再始動させた。