フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は聖週間のメッセージの中で、国民の団結を目指しつつ、信仰と忍耐を持って人生の試練に立ち向かうようフィリピン国民に呼びかけた。大統領は、キリストの受難は真の偉大さが犠牲と奉仕にあることを示していると強調した。このメッセージは、世界が中東紛争の影響に対処する中で発信された。
マルコス大統領は聖週間のメッセージで、フィリピン国民に対し、休息を取り、イエス・キリストの犠牲について省みる時間をとるよう促した。大統領は、キリストの受難は「真の偉大さは力の中にあるのではなく犠牲の中にあり、特権の中にあるのではなく奉仕の中にあり、安逸の中にあるのではなく他者の重荷を背負う勇気の中にある」ということを思い起こさせると述べた。
さらに大統領は、「キリストの犠牲を省みる中で、互いに深く愛し合い、より忠実に奉仕し、試練に直面しても信仰を固く守る決意を新たにしよう」と述べた。マルコス氏は、エルサレムへのキリストの凱旋、ゴルゴダの丘での十字架上の苦難、そして復活を、苦しみを受け入れ死を克服する愛の現れとして挙げた。
「イエス・キリストの模範が、私たち自身の挑戦に謙虚さ、忍耐、そして希望を持って立ち向かうための刺激となりますように」と大統領は語った。
一方、マニラ市トンド区ガガランギンのセント・ジョセフ教区のダグラス・バドン神父は、枝の主日は危機の中にある人々の人生にイエスを迎え入れる日であると述べた。dzMMラジオのインタビューで、神父はカトリック教徒に対し、枝の祝福を受けた後すぐに帰宅せず、ミサに出席するよう奨励した。
「私たちを救えるのはキリストだけです。私たちを助けられるのはキリストだけなのです……これも私たちが聖週間と呼ぶ期間の始まりです」とバドン神父は語った。マニラ市エルモサでは枝の祝福が行われる予定である。
聖週間は、人類の罪をあがなうためのキリストの受難と死を記念するものである。フィリピン国民の80パーセント以上はキリスト教徒であり、そのほとんどがローマ・カトリック教徒である。