水曜日に開催された「Fostering the Future Together Global Coalition Summit」において、メラニア・トランプ氏が人型ロボット「Figure 03」と共に登壇した。ホワイトハウスで開催されたこのイベントは、教育現場での人工知能(AI)活用を推進するもので、45カ国の代表が集まる中、同ロボットが開会の挨拶を行った。
2日間にわたる「Fostering the Future Together Global Coalition Summit」にて、メラニア・トランプ氏はシリコンバレーのFigure AI社が開発した人型ロボット「Figure 03」にエスコートされてレッドカーペットを歩いた。このサミットは、ネットいじめ対策やオピオイド危機の影響を受けた子供たちの支援を目的に2018年に立ち上げられた、ファーストレディの取り組み「Be Best: Fostering the Future」の一環として開催され、45カ国の代表者やGoogle、OpenAI、Microsoft、Palantirを含む28のテクノロジー組織が集まった。ホワイトハウスの声明によると、本イベントの目的は、教育とテクノロジーを通じて子供たちをエンパワーすることにあるという。昨年10月に発表され、Forbesによれば約2万5000ドルの価格で提供される「Figure 03」は、Helixと呼ばれる独自のAIエンジンを搭載しており、洗濯物をたたむといった家事や飲み物の提供といったタスクを実行できる。イベント中、同ロボットはゆっくりと歩き、「テクノロジーと教育を通じて子供たちをエンパワーするという、この歴史的な活動に参加できたことに感謝します」と開会の挨拶を述べ、その後、様々な言語で「歓迎」の意を伝えた。メラニア・トランプ氏は以前より、自身の構想の中で「Plato」と名付けたAI搭載の人型ロボットについて、各家庭で子供たちにパーソナライズされた教育を提供し、分析能力や問題解決能力を向上させ、生徒のペースや事前の知識、感情状態に適応することを想定していた。リンダ・マクマホン米教育長官は、AIを教育省の優先事項として強調し、円卓会議で次のように述べた。「AIインフラとトレーニングに投資することで、これらのリソースを効果的に拡大できれば、数え切れないほどの分野で専門的な指導を提供し、非常に低コストで多くの人材を教育できる可能性がある」。同省はすでに学校でのAI活用に向けて数百万ドルの補助金を割り当てている。このロボットの登場はソーシャルメディア上で反発を招き、批判的な人々からは、機械が教師に取って代わることで教育における人間同士のつながりが損なわれるのではないかという懸念の声が上がった。Huffington PostのInstagram投稿には、「素晴らしいね、教師を排除してロボットに任せるなんて」というコメントや、「感情のないロボットが子供を教育する世界なんて想像したくない」といった意見が寄せられた。これは、2025年の大統領令を受けて教育省の政策が変更されたことに続く動きである。