韓国軍合同参謀本部は、6月27日、中国とロシアの軍用機約10機が韓国の防空識別圏(KADIZ)に一時的に進入し、その後離脱したと発表した。
合同参謀本部によると、中国とロシアの航空機は同日、韓国の東部および南部の海域上空にあるKADIZに相次いで進入した後、退去した。爆撃機や戦闘機を含むとみられるこれらの航空機による、韓国領空の侵犯はなかった。
韓国軍は航空機が防空識別圏に進入する前にこれを捕捉し、不測の事態に備えて空軍の戦闘機を緊急発進させた。防空識別圏は領空ではないが、偶発的な衝突を防ぐために外国機に識別を求める目的で設定されている。
今回の短い進入は、両国による合同空中演習の際に行われたものとみられる。中国国防省はその後、中露両軍が第11回目となる合同戦略空中パトロールを実施したと発表し、地域の平和と安定を守る決意を示すためのものだと主張した。
これは昨年12月に中露の軍用機9機がKADIZに進入して以来の出来事である。両国は2019年以降、事前通告なしに、合同演習の一環として年に1〜2回、KADIZへ軍用機を進入させている。