オリスは、同ブランドで初めてレバー脱進機を採用した1966年の腕時計「スター」の復刻モデルを発表した。新作はオリジナルデザインを忠実に再現しつつ、現代的なコンポーネントを取り入れている。2026年5月から販売開始予定で、小売価格は1,800ユーロまたは1,800スイスフラン。
オリスのスター復刻モデルは、同ブランドの25石自動巻きキャリバー「645」を初めて搭載した1960年代のモデルに敬意を表したものだ。当時の時計は、1956年にオリスに入社した名誉会長のロルフ・ポートマン博士による、ムーブメントの技術向上を制限していたスイスの規制に挑む取り組みから生まれた。10年にわたる戦いの末、法規制が緩和され、オリスは競合他社が使用していたレバー脱進機を採用できるようになった。今回、オリスはオリジナルのキャリバーを、26石仕様の現代的なセリタ製ムーブメント「733」に置き換えた。ステンレススチール製ケースは直径35mmで、サンレイ仕上げが施されている。ポリッシュ仕上げのベゼルを備え、ラグ・トゥ・ラグは41.5mm、厚さは11.1mm。ねじ込み式リューズにより50m防水を実現し、風防にはアクリルクリスタルを採用。ケースバックはねじ込み式で、オリスのロゴが刻印されている。シルバーの文字盤にはアップライトのアワーマーカーが維持され、ブランド名の下には「Star」の文字が、また「Automatic」と「26 jewels」の表記があしらわれている。3時位置には台形のデイト表示があり、針とインデックスにはスーパールミノバが塗布されている。変更点の一つとして、ラグ幅がオリジナルの18mmから17mmに縮小された。オリスは本作を、ヴィンテージモデルのようなリスクを負うことなく日常使いできる、1960年代のデッドストック品のような雰囲気を楽しめる時計として設計した。