ユリス・ナルダンは、ブランド創業180周年および初代「フリーク」誕生25周年を記念した44mmのホワイトゴールド製ウォッチ「スーパー・フリーク」を発表しました。「Watches and Wonders 2026」で披露されたこの50本限定モデルは、洗練されたデザインと革新的なムーブメントが特徴です。価格は32万スイスフランで、自社製新キャリバー「UN-252」を搭載しています。
ユリス・ナルダンは、「Watches and Wonders 2026」において「スーパー・フリーク」(リファレンス:2520-500LE-3A-BLUE/3A)を発表しました。本作は44mmのホワイトゴールド製ケースを採用しており、従来のフリークモデルよりもわずかに小ぶりで洗練されたデザインとなっています。ベゼルで時刻合わせを行い、ケースバックを回転させることで、特許取得済みの「グラインダー」システムにより手首のわずかな動きを巻き上げ効率に変換し、3日間のパワーリザーブを実現します。グレーのラバーストラップにはホワイトのステッチが施され、ホワイトゴールド製フォールディングバックルが組み合わされており、大胆なデザインでありながら日常使いに適しています。組み立てはラ・ショー=ド=フォンの工房で行われ、1本の時計につき1人の時計師が約60時間をかけて製作し、その後の厳しいテストを経て完成します。価格は付加価値税(VAT)込みで32万スイスフラン、34万8100ユーロ、VAT抜きで36万1600米ドル、VAT込みで29万7020ポンドとなっています。心臓部には、4年の歳月をかけて開発された511個の部品で構成される自動巻きキャリバー「UN-252」が搭載されています。透明なブルーのナノシタル製回転ディスクで時刻を表示し、12時間で1周するほか、複雑な伝達機構により秒表示も追加されました。チタン製のブリッジ上では、2つの10度傾斜したフライング・トゥールビヨンが対向回転し、このブリッジ自体が分針を兼ねて1時間で1周するカルーセル構造となっています。部品の97%以上が絶えず動いており、摩擦を抑えるDIAMonSIL処理が施されたシリコン製部品や、軽量化のためのチタン素材が活用されています。ユリス・ナルダンは25年前に初代「フリーク」で「ヌーベル・オルロジュリー(新しい時計製造)」を切り拓き、MB&Fやウルベルクといったブランドに多大な影響を与えました。本作は、5mmの差動装置による正確な計時や、手仕上げが施された多層構造のオープンワークなど、フリークが持つ実験的な精神を継承しつつ、さらなる洗練を極めた進化モデルです。