ペンシルベニア州の男が、別居中の妻の交際相手を銃撃して殺害し、遺体を損壊した罪で仮釈放なしの終身刑を言い渡された。ブラッドフォード郡の裁判所で、陪審員による短時間の評議を経て、テリー・リン・パーカー被告(48)に有罪判決が下された。事件は2024年3月、地方の住宅で発生した。
テリー・リン・パーカー被告は、ノースカロライナ州に住むマイケル・プルイットさん(40)を嘘の口実でコロンビア・クロスローズの住宅におびき出した。2024年3月8日、拳銃とメリケンサックを所持して現れたパーカー被告は、プルイットさんの胸部を銃撃。逃げるプルイットさんを主寝室まで追い詰め、頭部に2発の銃弾を撃ち込み、処刑のような形で殺害した。ブラッドフォード郡地方検事局のニュースリリースに基づいた公判での証言によると、当時、寝室にはパーカー被告の妻であるロンダ・パーカーが2歳の子どもを抱えていたという。検察側の主張によれば、犯行後、パーカー被告は遺体を包んで車のトランクに入れ、そのままハリスバーグへ向かって用事を済ませた。翌日には車に子どもを乗せたままアイスクリーム店に立ち寄るなどしていた。その後、パーカー被告は交際相手のサマー・ハイルを呼び出し、遺体の処理を依頼した。二人は斧や備品を購入してプルイットさんの遺体を損壊し、自宅外の焚き火台で焼却した。その間、ロンダ・パーカーは屋内の血痕を掃除していた。当局は法医学人類学者の協力を得て焚き火台から人骨を発見し、プルイットさん本人であることを確認した。4日間にわたる公判を経て、陪審団はパーカー被告の第一級殺人および関連容疑について35分足らずで有罪評決を下した。エヴァン・S・ウィリアムズ3世判事は直ちに終身刑を宣告した。ロンダ・パーカーは第三級殺人を認め判決を待つ身であり、ハイルは逃走ほう助の罪を認めて服役中である。パーカー被告はプルイットさんから子どもたちが虐待を受けていたと主張したが、リチャード・ウィルソン地方検事はこれを否定し、「テリー・パーカーは、プルイットさんが自分に代わる父親像となり、妻との関係を再構築しようとしていたために彼を殺害した。テリー・パーカーは自身の支配力が失われることに耐えられなかったのだ」と述べた。